関節の施術では、動きの悪い場所を見極め、優しい力で関節を触れて椎間板(軟骨)の柔軟性を向上させ、神経の圧迫を軽減させる施術を行います。
関節の動きが促進されて可動域が拡がれば「痛み」や「シビレ」が無くなる症例を長年経験しており、とても地味で繊細な施術ですが、あらゆる痛みや交通事故の負傷の改善にも貢献できました。
特に首の関節は「自律神経の通り道であり、全身に様々な影響を及ぼす繊細な場所」ですので慎重に行います。
頭痛、首の痛み、肩こりの原因が、関節1)の問題であれば「ミリ単位の繊細な施術」を行い、筋肉の問題であれば首周囲の筋肉2)に対する施術3)と原因の1つに「頚長筋の萎縮」4)5)と示されているため頚長筋を強化するセルフケアをお伝えいたします。足首や腰の影響も関係してきますので慎重に施術いたします。
10代から40代の女性は、毎月の月経で血液を大量に失ってしまう反面、血液の材料を食事で補うことが難しい為に、体が酸素欠乏状態となりやすく、血行不良、肩こり、頭痛6)7)疲れやすいなど血液検査が正常値でも症状が出ることを隠れ貧血と言われています。
学生さんからの対策が必要と考えています。特にスポーツをされている方からの相談が多く、「運動量の割には鉄分摂取量がとても低い」です。隠れ貧血の母親から生まれた子供も貧血傾向となります。
食事内容や代謝の関係で、50代以上の方のホルモンバランスの影響からの体調不良が多いため栄養の対策は必須と考えています。
難治性の方は紹介先の医師の診察を
受けられて当院に通院される方も
ご紹介の患者さんが増えるほど、あらゆる症状にたずさわる為、判断に迷いが出たり処置をお願いする場合があります。専門医への紹介状が多いことも自身の判断を過信せず「重篤な症状が隠れていないか?」「患部の内部の状態はどうなのか?」「痛みの少ない治療で炎症を抑え、強い痛みを止める・神経や組織の修復を促す」など専門医の診断により原因の特定と今後の施術につなげることも大切にしており、経験豊富な先生方にご協力いただき、ご安心いただける様に努めております。
徒手で行う施術者が医師を始め医療従事者より評価を受けにくい理由の一つに「施術に対する根拠の少なさ」にあると言われます。肩関節専門整形外科医の歌島大輔先生のご指導の基、当ホームページにエビデンス(医学的根拠)を提示して、先代の知恵や努力に対する敬意を表しながら、自らの施術・思考を明確に裏付けることと共に、皆さまにも安心・納得してご来院いただけるように努めております。
「頭痛、首の痛み、肩こり、イライラでお悩みの方が施術と貧血、副腎の対策」で改善したり「腰や膝の痛みの方が、足首と外反母趾の対策」で改善された経験が多くございます。
痛みや不調の患部だけでなく「考えられる全ての原因から見立てて対策」を行っております。
痛みの強い患者さんに「もう数年、早かったら…こんなに苦しまずに済んだのに…」「もっと早く来れば良かった…」とよく言っていただけます。お越しの皆さまも様々な医療機関を受診し当院にたどり着かれた方が多く、症状の進行している場合に対して早期回復が見込めず「早く適切な処置をしてもらえていれば…」と悔しい思いをした経験は1度や2度ではありません。通院の初期より、しっかりとした見立てで「5年後10年後、その先まで見据えた施術」を行っていれば、施術やカウンセリングにより一層の改善に導けると考えています。嘘偽りのない情報をお伝えする為に、各専門の先生方にもご協力いただきながら、更なる研究に励んでまいります。
1.頚椎が頚性頭痛だけでなく緊張型頭痛にも関与している可能性がある:Fernández-de-Las-Peñas C,et al. The cervical spine in tension type headache. Musculoskelet Sci Pract. 2023 Aug;66:102780.
2.慢性緊張型頭痛患者における痛みの感作と深部頚筋の萎縮 :Muñiz JÁDB.et al. Pain sensitization and atrophy of deep cervical muscles in patients with chronic tension-type headache. Rev Assoc Med Bras (1992).2023Sep18;69(10):e20230841.
3.緊張型頭痛、頸椎原性頭痛が筋膜リリースにより痛みと障害を大幅に軽減できることを示している:Lu Z,et al. Myofascial Release for the Treatment of Tension-Type, Cervicogenic Headache or Migraine: A Systematic Review and Meta-Analysis. Pain Res Manag. 2024 Mar 31;2024:2042069.
4.片側の首の痛みを持つ患者では、痛みのある側の頚長筋の断面積が減少。両側の首に痛みがある人では、痛みの強い側で断面積が減少する:Thongton J, Sriburee S, Sremakaew M, Uthaikhup S. Pain-side related difference in cross-sectional area of the longus colli muscle and its relationship with standing balance in persons with non-specific neck pain. Musculoskelet Sci Pract. 2022 Dec;62:102638.(他に頚長筋の萎縮により首の動きの制限・痛み・頸椎すべり症・不安定性に関与し、首の深層筋群のエクササイズは慢性頚部痛の改善に効果があると報告される文献あり)
5.慢性首痛患者は健康対照患者よりも頚長筋の断面積は僅かに小さい:Peng Q,et al. Morphologic Changes of Cervical Musculature in Relation to Chronic Nonspecific Neck Pain: A Systematic Review and Meta-Analysis. World Neurosurg. 2022 Dec;168:79-88.
6.月経時片頭痛は、ヘモグロビンレベルの低下に関連している:Sari US, Kama Başci Ö. Association between anemia severity and migraine in iron deficiency anemia. Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2024 Feb;28(3):995-1001.
7.鉄欠乏性貧血は毎日続く慢性的な頭痛と有意な関連性を示した(症例対照研究):Singh RK,et.al. Association between iron deficiency anemia and chronic daily headache: A case-control study. Cephalalgia. 2023 Feb;43(2):3331024221143540.
8.炎症またはストレス信号による視床下部の刺激は、 HPA (視床下部-下垂体-副腎) 軸の活性化を引き起こす可能性があり免疫不全、神経炎症、HPA の機能不全などの影響を及ぼす:Trautmann A. Mécanismes sous-jacents à la fatigue chronique, un symptôme trop souvent négligé - II. De l’immunité dérégulée à la neuroinflammation et ses conséquences [Mechanisms underlying chronic fatigue, a symptom too often overlooked II- From deregulated immunity to neuroinflammation and its consequences]. Med Sci (Paris). 2021 Nov;37(11):1047-1054. French.
営業時間:月・火・水・金 9:00~11:30/13:00~20:00
木は午前のみ 土 9:00~11:30/13:00~15:00
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